レースについて
霊峰「御嶽山」の麓を使い切る、日本一の標高差を掲げた山寄りのウルトラだ。コース内の最大標高差は約1,300m、累積も重く、数字だけで脚にくるタイプ。半分以上が標高1,000mを越える「極限の高所地」なので、平地の巡航力だけでは押し切れない。呼吸、補給、登り返しへの我慢を持っているランナー向けの、かなり正直なレースだ。
走っている時間の多くは、御嶽山の気配と標高に付き合うことになる。上りで削られ、下りで脚を使わされ、最後まで余裕を残す配分がものを言う。休憩スポットの「地元特産品の補給物資」はありがたいが、食べられる胃を残しておきたい。ゴール後に地元温泉へ沈めるのは、このコースを終えた体にはかなり筋の通った締め方だ。
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